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2012 6月26日

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20年前、大阪のゴチャゴチャとした商店街の付き当りに位置する、関西では有名なバカだ大学を卒業しました。
バカだ大学での4年間、バカだ部に所属しました。バカだ部は、40数年の歴史があり、上下関係を厳しくたたき込まれます。
そのバカだ部の2期上の先輩。部長でもあった彼は、2期下の私達にとって雲の上の存在でした。
絶対服従。挨拶徹底。白いモノも黒になる。お侍様と町の商人の様な関係でございます。
そのお侍様から最近、頻繁に電話が掛ってきます。卒業してからは、少しラフな関係になったとはいえ、死ぬまで、お侍様と商人の関係。
お侍様:「久しぶり~。元気にしとんのかぁ。」
本沢屋:「ご無沙汰しております。ハイ、元気にしております。」
お侍様:「俺、ウツやねん!」
本沢屋:「はぁ。・・・ですか?」
お侍様:「せやねん!めちゃくちゃ調子悪くて・・・ペラペラペラ。」
めちゃくちゃ元気やんけ。めちゃくちゃしゃべり倒しとるやんけ。いったい、ぜんたい、何の用やねん。
一方的に、先輩の近況を聞かされた私(本沢屋)は、何だかイライラしたので、同期の主将(桔梗屋)にメールしました。同じ主将でも同期なので、年上でも呼び捨てで、OKルールなのです。
本沢屋:‘お~い、桔梗屋。そっちに、○○先輩から、連絡あった?おっさんは、「俺はウツや~ぁ。」言うて、大騒ぎしてはるねんけど。’
桔梗屋:‘無いでぇ~。それはヤバいな。おっさん、ブチ切れてきたな。あんなに明るいウツは、いらっしゃいません。間違いなく、ハーブです。’
本沢屋:‘え~っ、いややぁ。また掛けるって、言うてはったから、また掛ってくるやん。’
桔梗屋:‘先輩は、大切にせなアカンで!よろしく~っ。俺、忙しいから。面倒は、ゴメンやでぇ。’
本沢屋:‘電話掛ってきたら、桔梗屋でハーブ売ってますよ。って言うてやる。’
桔梗屋:‘当店では、だっぽ~商品の取り扱いはございません。当店の名前を出したら、殺す!’
お侍様と桔梗屋と、どっちが面倒くさいかと言えば、答えは明確。そっこう、桔梗屋を売ります。
本沢屋:「先輩っ。桔梗屋で、だっぽ~売ってますよ。」
お侍様について詳しく。おっさんが、主将であった若かりし日。夏合宿で、沖縄に向かう船での移動中。私達1回生には、カッコつけて厳しく接するわけです。48時間にわたる船底の大部屋での旅ですから、当然の様に飲みまくるわけです。
学生ですし、飲むわけです。主将ですし、クダも巻きます。上級生ですし、威張ります。
おっさん、主将のくせに、酔っ払って、ウンコもらしました。あ~あっ。
おっさん、主将ですから、あちこちに顔が広いのです。ヤッカイな人達とも交友があり、無茶なバイトを引き受けてくるのです。もちろん、駆り出されるのは、一回生である私達です。体を張ったかなり過酷なバイトを経験させて頂きました。
おっさん、主将ですが、かなりピュアなハートを持った人です。女の子にフラれる度に、喫茶店に呼び出されるのは、もちろん、一回生である私達です。グダグダと涙を流しながら、未練たらしい話を延々とするのです。ちょっとぉ~、俺も忙しいのに、おっさんがフラれようが、モテようが、知らんがなぁ。って感じです。
おっさんは、卒業前に一年ダブられはった(留年)ので、長~く濃い~お付き合い。あれから20年。忘れかけていた青春を思い出させて下さいます。
ちなみに、以上は全てフィクションです。このブログをおっさんや先輩方に見られたら・・・私は和歌山県の白浜海岸に、コンクリート片と共に沈みます。

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