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2012 3月20日

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ほめて育てる。ほめて伸ばす。とりあえず、ほめておく。
小学校の卒業式がありました。私PTA会長は、祝辞を述べさせて頂きました。
今年は、教頭先生を中心に気合いが入っていました。定年を迎えられる校長先生も、最後の学校行事となるのです。当校は140年の伝統と歴史があり、卒業式は、おごそかな雰囲気の中粛々と行われます。
そんな中、事情を知る保護者の皆さん、先生方の注目は、要注意人物であるPTA会長の祝辞であるのです。
式が始まり、卒業証書の授与。感動的であります。練習を重ねた6年生は、堂々と立派に証書を受け取りました。1年生から5年生の皆も立派です。椅子に座り、じっと我慢。お行儀よく出来ました。
証書の授与が終わり、さぁ、ココからです。
事前に、多くの6年生からリクエストされています。だいたい女の子です。6年生にもなると女の子は、しっかりしているし、おませです。
6年女子:「会長、とにかく話を短くして下さいねっ。」
会長:「やだねっ。校長先生が最後でもある今年の卒業式、6年生が感動し涙を流すまで、しゃべり続けます。」
6年女子:「無理、無理、絶対に無理。」
会長:「無理じゃない!君達を泣かせてみせる。」
6年女子:「どうでも良いから、とにかく短くして下さい。」
会長:「・・・。」
予行練習を繰り返し行っている4年生の女子。愛する娘も、友達から言われている様子で、しっかりしています。
愛する娘:「パパ。短くねっ。」
パパ:「ハイっ。短く。」
愛する娘:「名前を呼ばれたら、ちゃんと、お辞儀してね。」
パパ:「ハイっ。ちゃんと、お辞儀。」
愛する娘:「ちゃんとしてよ。パパが、ヘンテコリンだと、私が、恥ずかしいからねっ。」
パパ:「・・・。」
さぁ、ココからです。
トップバッターは、教育委員の女性の祝辞。用意された原稿をお読みになっていらっしゃり、感情が無く、おも~い感じです。
ヤバい。低学年が落ち着きなく、ソワソワ始めました。
2番は、市長代理のオジサンの祝辞。市長の用意した原稿なのか、とにかく長い。市長お得意の文面が延々と続き、くど~い感じです。
ヤバい。低学年は完全に崩壊。3・4年の一部に私語が出だしました。
3番は、市議会議員代表の祝辞。地元選出の若手市会議員。待ってましたとばかりに、張り切って大きな声で話し始めるも、勢い余って空回り。もっと事前に準備して来いよって感じ。
ヤバい。1年から5年は、完全に崩壊。主役である6年生でも、一部の男子はモジモジ君。ヤバい。かなりヤバい。
そして、4番エースの登場。ジャ~ン。
「PTA会長、男前様!」
「ハヒ~ィ。」
ヤバい、緊張してる。ヤバい、みんな見てる。
男前は、事前に用意していた原稿をド緊張しながら、ゆっくりと大きな声で読み上げたのです。
この後に続く、お別れの言葉や合唱。私は、人一倍大きな声で、‘仰げば尊し’を熱唱しました。感動的な素晴らしい卒業式でした。6年生の皆さん、おめでとうございます。
皆さん、絶賛。4番のエースは、見事な仕事をしたようです。保護者の皆さん、教頭先生をはじめとする先生方、地元のジーさん達まで、ほめて下さるのです。
あれっ。アレで良いの。用意した原稿まる読み。緊張してて泣きそうだっただけなんですけど
・・・。あれっ。
‘やれば出来る子伝説’が、誕生です。普段は頼りなく、時間にルーズ。卒業式当日も他の来賓を待たせ、集合時間ギリギリに飛び込んでくる、大バカ者。計画性が全く無く、気合いと根性で物事を進めようとする、大バカ者。も、やれば出来るらしい。
本人には全く自覚がないが、あれだけほめられると、まんざら悪い気はしないし、けっこう出来そうな気がする。僕でよければ、何でも言ってよ。
スタッフの五月女さんが、結婚され式を挙げられるとの事。めでたい。非常に、めでたい。
花嫁:「主賓で、挨拶して頂きたいのですが。」
4番:「お相手の主賓は、どの様なお方で?」
花嫁:「超有名な会社に勤めている彼の上司です。」
4番:「・・・。」
ヤバい。非常にヤバい。何度も失敗している結婚式でのスピーチ。ヤバい。コレは、ヤバい。

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